三重の地域医療についてー課題と展望ー

7月2日三重大学医学部附属病院長の竹田寛先生からお話を伺いました。場所は24年1月に開院したばかりの入院病棟最上階(12階)会議室です。課題は①医師不足と偏在②看護師不足③救急医療です。中でも医師不足については東紀州の抱える問題ですが、今後は県全体では改善方向にあるようですが、南部地域については厳しい状況が続くとのことです。三重大学医学部の対応としては、県内出身者を増やすために定員125名の内地域枠を35名分設けていて、また奨学金制度の導入や地域医療教育の充実などに取り組んでいます。今後平成26年度には新外来診療棟も開院予定で施設の充実が図られるようです。

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