海跡湖・須賀利大池探訪!その2

尾鷲市須賀利大池湖底の津波堆積物の調査を行った高知大学理学部災害科学研究グループ(通称:岡村土研)の岡村眞特任教授の現地解説です。もともと海であったところが閉じて池になったのが約3300年~3500年前のことであることが計17本のボーリング調査の結果でわかったそうです。そしてその間に少なくとも20回の津波や高潮や大雨など通常とは異なった出来事が記録されていることが明らかになったそうです。中でも2300~2500年前のものは明らかで池全体に影響を及ぼすほどの大きな津波の痕跡があると考えられるようです。それは現在の中央防災会議で言うところのレベル2クラスなのでしょうか?!今後分析を進めることで、もう少し詳しく津波の歴史を明らかにすることができるそうです。

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