JR気仙沼線BRT乗車

JR気仙沼線は2011年3月11日の東日本大震災で被害を受けた路線で、一部の線路や構造物が流出したので柳津~気仙沼間は不通のまま代行バスが運行されていました。しかしその後、新たにBRT(バス・ラピッド・トランジット)旅客輸送システムとして整備されていました。当初は鉄道路線としての復旧を考えられていましたが、通学利用者の多い区間の復旧を急ぐことや復旧工事費用の問題などもあり、バスによる復旧が行われることになったようです。2012年末にハイブリッドタイプの専用車を新たに導入し、一部専用道区間(旧駅のホームや鉄道軌道部分を道路として改修)を運行していて、今回、南三陸町の志津川駅から気仙沼までおよそ90分の体験乗車をしました。一般道を走るバスより早く目的地まで移動はできましたが、地元の人はバスよりも鉄道の復旧を望んでいたようです。過疎地の費用対効果は被災地をも追いこんでいるようでした。

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